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アフィリエイトで稼ぎまくるには実績が必須なのか?
アフィリエイトではよく『実績』の話が出ます。
- 「実績が無いと稼げないのでは‥?」
- 「先に他のビジネスで実績を作ってから、ブログやメルマガを作った方が良い」
- 「転売で実績を作ってから情報発信をしよう!」
こういった話をかなりよく聞きます。
実際に私の生徒さん(コンサル生)の中でも、学びはじめの段階でこういった質問をしてくる人がかなり多いです。
結論から言えば、
- 初心者が稼ぐ為に実績は必須ではない
- ただ、実績は収益化の為の便利なツールになる
といった事です。
事実、私の個別コンサルティングを受講する生徒さん達は、ほとんどの人が実績ゼロからスタートして収益化をしていきます。
■実績は便利なツールである事は間違いない
確かに、1つの事実として稼いだ実績を持っていた方が有利なのは間違いありません。
なぜなら、実績というのは読み手の興味をひく事もできますし、一種の信頼にもなるからです。
読み手の興味をひいて、信頼を獲得できれば、必然的に稼げる確率は上がるでしょう。
とはいえ、他のビジネスで実績を作ると言っても簡単ではありませんし、時間も労力も掛かるのが事実です。
それに実績を作ってから情報発信型のアフィリエイトで稼ぐというのは、かなり非効率です。
そもそもゼロの初心者が「実績が〜」といって、本来不必要なビジネスに訳も分からずに手を出して稼ぎ、しかも有効活用するのは非現実的です。
■実績が無いとアフィリエイトで稼げないのは3流以下
なので、私は個別コンサルティングの受講生さん達に対していつもこのように言っています。
- 「実績が無いと稼げないのは3流以下です。」
- 「ビジネスで長期的に稼ぎ続ける人は
実績なんて出さなくても稼げるスキルを持っています。」
‥コンサルティングなので言い方はキツめの時が多いですが、こんな感じで毎回アドバイスをしています。
ネットビジネスで稼ぐために実績はあまり重要な要素ではありません。
むしろ実績以外の部分で勝負をしていく人の方が長期的に見てうまくいく傾向があります。
‥とはいえ、「実績なしでどうやって稼ぐんだよ!」という意見もあると思いますので、具体的なステップも含めて順番に解説していきますね。
アフィリエイトで稼ぐ為には実績がすべてではない
- 「実績が無いと誰も興味を持ってくれないのでは?」
- 「実績が無いと誰も私の発言を信じないのでは?」
そう思う事もあるかも知れません。
しかし、実績が全ての決め手になるわけではありません。
実績はただ自分の話を読者さんに積極的に聞いてもらう為の興味材料にすぎません。
人は「実績があるから」という理由で商品を買う事はありません。
「自分も稼ぎたい」「この人の言っている方法なら自分も稼げそうだ」そう思って商品を購入します。
もし仮に「実績が全て」だったとすると、人は稼いだ証拠が載せているアフィリエイターの商品をすべて買う事になります。
また、世の中に私より稼いでいる人はゴマンといるので、あなたが私のブログを読む理由が無くなります。
- 「ジェイよりこの人の方が稼いでるじゃん!」
- 「こっちの人のノウハウ買おう!」
といった感じです。
しかし、実際に私の商品を買ってくれたり、個別コンサルティングに申し込んでくれる人は嬉しいことに沢山います。
現実には実績画像がのっていても、人は無条件で商品を買っているわけではありません。
金ピカの時計と背の高いマンション、超高級車に積まれた札束…人間はそれを見て「よし買おう」と決める訳では無いです。
それに何よりの証拠として、私よりも稼いでいる人は沢山いるのに、あなたは現在進行系で私のブログを読んでくれています。
こればかりは疑いようがありません。
実績はあくまでも1つの興味材料でしか無いという事です。
アフィリエイトで実績を使わず稼ぐためには記事の質(クオリティ)を高める必要がある
私たちがアフィリエイトで稼いでいく為に実績よりも重要なのが『記事の質(クオリティ)』です。
いくら実績を全面に押し出していても、その人が提供している記事の内容が薄っぺらかったら、そもそもその人の発信している情報を読みたいとは思いません。
逆に実績が一切公開されていなくても自分にとって役に立つ、価値のある情報を発信している人の話す内容ならば、実績の有無に問わず、その人の情報を受信したいと思います。
■大量の札束の実績写真があったら商品を買いますか?
確かに現実的には、
- 「最高月収●●円稼ぎました!!これが実績画像です!」
- 「見て下さい!札束の山です。全部で1億円あります!」
- 「●●●●万円の時計、●●●●万円の車、●●●●万円の家賃のホテル!」
という感じで実績をアピールしている方が大勢いるので、「自分にも実績が必要なのでは?」とどうしても勘違いしてしまいがちです。
ですが、そういったブログは、個人的な実績のみをブログ読者に見せつけ、わざわざ数字を出して月収をアピールしてるのに低クオリティな記事しか書いていないブログが大半なのも事実です。
■億単位を稼ぎだすライバルが居る中、中途半端な実績では『実績勝負』には勝てない
他にも、
- 「ライバルに勝つために実績が必要だ」
という理論もあります。
しかし、今や億単位を稼ぎ出すライバルがいるのに、数万、数10万、数100万円程度を稼いだ実績を見せびらかしても大した効果は無いのが現状です。
仮に「お金にしか興味がない」という拝金主義の人を実績のアピールをして集めたかったとしても、
- 「え、億も行ってないのかよ」
- 「学ぶ価値ねーわ、ざっこ」
という感じで相手にされません。
そもそも初心者が実績で勝負をするのが大きな間違いです。
■価値のあるコンテンツで『感謝』をされてお金を稼ぐ
実績を出したらダメなんですか?というと、そうではなく、具体的な数字の実績を入れること自体は問題ありません。
ですが、別にその人の月収がいくらであろうと、読者にとって『本当に価値のあるコンテンツを提供できているかどうか』の方が重要である事は間違いありません。
もし仮に2つのブログがあったとして、
- 月収1億円の自慢ばかりをしていて内容の薄っぺらい記事ばかりを書いているAさん
- 実績は非公開だけどかなり役に立つ記事を毎回書いてくれているBさん
どちらの記事を読み続けたいと思うでしょうか?
おそらくBさんのブログを読みたいと思うはずです。
もしかすると、これを読んでいるあなたにも実際に「このブログには実績なんて出されていないけど、また次も読んでみたいな」と思うことってあるのでは無いでしょうか?
私達が情報発信型アフィリエイトで本当に武器にしていくべきなのは「実績」ではなく、「読者にとって価値のあるコンテンツ」です。
■情報発信でイチ早く稼ぎたいなら実績作りは遠回り
よく見かけるアフィリエイターの中には、
- 「先にせどりやトレンドアフィリエイトで稼いでから情報発信で更に稼ぐ!」
という事をオススメしている人がいますが、ハッキリ言ってかなりの時間を無駄にしています。
(もちろん、せどりやトレンドアフィリエイトもきちんとした戦略を持ってやればOKですが。)
最終的に情報発信で稼ぎたいのであれば、はじめから情報発信のスキルを磨きながら実践していった方が圧倒的に効率が良いです。
トレンドアフィリエイトやせどりで実績を作るのに3ヶ月や6ヶ月の時間をかけている間にも情報発信型アフィリエイトのスキルを磨いて実践していった方が、1年後に得られる結果は大きく変わってくると思います。
アフィリエイトで稼ぎたいのなら、私たちは実績に騙されてはいけない
それに、ネットビジネス業界の実績はかなり虚像が多いです。
- 「私は年収1億円です!」
- 「アフィリエイトで1億円稼ぎました!」
- 「フェラーリに乗ってます!」
といった起業家もいますが、彼らの多くが小手先のテクニックやゴマカシを使っています。
そもそも実績が嘘だったりニセモノだという事です。(もちろん、中には一握りの本物の起業家もいますが。)
■「年商●億円です!」という実績に騙されてませんか?
たとえば、会社の売上げを年収と偽っている人もいます。『年商』と『年収』の混同はかなり多いです。
年商(売上げ)は単純に売り上げた金額です。
年収(利益)は、そこからあらゆる経費などを差し引いた後、手元に残る金額です。
- 「年商は5億円あるが、広告費やアフィリエイト報酬や社員の給料を支払うと、自分の個人的な年収はたった400万円しか残らない」
という裏話は決して少なくありません。
しかも、年収からは税金が引かれます。
そして最後、自由に使う事が許された金額を「手取り」と呼びます。
多くのネット起業家はこの辺りの区別が全然付いていないので、注意が必要です。
中には、たった1ヶ月、大きな金額を売り上げただけなのに、その数字を×12して自分の年収と表現するという荒業(あらわざ)を使う人もいます。
その計算方法が許されたら、サラリーマンのボーナスを×12して年収にする事も可能です。
サラリーマン時代のボーナス月の給料が100万円だったら、「俺は年収が1200万円だ!」と言っているようなものだと思って下さい。
これはさすがに「おいおい、ちょっと待てよ‥」と言いたくなりますよね。
■実績の数字ではなく価値を感じて判断しよう
このように、実績は信じられない場合が多いです。
中には売上げと利益と手取りを本気で混同している人もいます。
そういうセコいセールスレターに騙されると、「年収300万円の億万長者」の高額塾に参加してしまう可能性があるので、注意して下さい。
実績だけで判断するのではなく、その人が発信している内容を見てから購入を判断していく事が必要です。
アフィリエイトで実績を使わず記事の質(クオリティ)を高めるためには?
アフィリエイトで実績を使わず稼ぐためには記事の質(クオリティ)を高めていく必要があると言いましたが、どうやったら記事のクオリティを高めていけるでしょうか?
答えは簡単です。
以下のステップです。
- ユーザーの求めている情報をリサーチする
- ユーザーの求めている情報を提供していく
これだけです。
たったの2ステップとシンプルですが、これをするだけで「読まれるブログ」が完成します。
そして、戦略をもってアフィリエイトをしていく事で、あっという間に自動的に収益を生み出してくれるアフィリエイトブログが完成します。
例えば、今あなたがよんでいる私のブログの場合。
- 「アフィリエイトで稼ぎたい」
- 「でも、量産やブラックな手法は嫌だ」
- 「収益の自動化(不労所得化)をしたい」
このような人達(ユーザー)が求めている情報を提供しています。
- アフィリエイトで稼ぎたい➝アフィリエイトで稼ぐ方法を教える
- ビジネスをやってるけど行動ができない➝行動のステップを教える
- アフィリエイトブログの自動化をしたい➝アフィリエイトブログの自動化の方法を教える
‥などなど。
その結果、ブログを継続して読んでくれるリピーターが増えていき、広告費用も1円もかけずに、現状のアフィリエイト報酬を生み出す事ができているという事です。
具体的なリサーチ方法や記事の書き方、アフィリエイトの戦略、他のブログとの差別化についてはまた別の記事で解説していきますが、基本的には以下の2つが重要だという事です。
- ユーザーの求めている情報をリサーチする
- ユーザーの求めている情報を提供していく
ユーザーに有益な情報を提供できていれば、実績ゼロでもお客さんはあなたのファンになってくれます。
新たしい気付きや学びがあるブログは何度も読みたいと思いますよね。
ただし、逆から見れば、単に実績を誇示するだけでユーザーに何のメリットも提供できなければ、ファンは増えないという事にもなります。
私たちはユーザーが求めている情報を提供して、ユーザーにメリットを与えていく必要があるんです。
アフィリエイトで稼ぐ為に実績を出す事のデメリット
もし、それでもどうしてもアフィリエイトで実績を出したいのであれば、否定はしませんが、デメリットは知っておいて下さい。
実績はあった方が迫力を出せます。
それは否定しません。
1万円札を両手いっぱいに広げて複数の美女に囲まれている写真を撮影すれば、興味をひけると思います。
しかし、実績をアピールしすぎるとその分だけ『拝金主義者』が多く集まってしまいます。
金にしか興味が無く、「幸せは金で買える」という価値観の人が集まるという事です。
あなたに興味があり、あなたを信頼してくれる人ではなく、あなたの持っている『金』に惹かれた人たちが集まってくるのです。
もちろん、悪いことではありませんが「世の中金が全て」という人達に囲まれてビジネスをしたいか?といえば、私はそうではありません。
私は「お金」ではなく、私の発信する情報の内容を見て、信頼して付いてきてくれる仲間に囲まれながらビジネスをしていきたいと思っています。
なので、もしこれを読んでいるあなたもそういった拝金主義者の人を集めたくないなら、仮に実績があっても、過度な自慢は避けた方が良いと思います。(適度なアピールは興味をひく材料にはなります。)
どんな物事にも全てメリット・デメリットが存在します。 もし、あなたが実績を全面的に出していきたい場合には、「悪いところ」があると認識した上で出していった方が良いと思います。
アフィリエイトで稼ぐのに実績は不要!記事のまとめ
ここまでの段階をまとめていくと以下になります。
- 実績はあれば有利だが、そんなに効果的でもない。
- あなたがいくら稼いだかより、ユーザーに価値を提供する方が大切。
- 有益な情報を提供し続ければ、ファンは自然と増えてくる。
かなりザックリですが、凄く大切な事なのでまた忘れそうになったら記事を再度読み直して欲しいと思います。
実績以外の部分で勝負をするスキルを磨いて、アフィリエイトで稼いでいきたいという方は以下の記事をご覧下さい。
初心者がネットビジネスで稼いでいくメカニズムについて書いています。
…
それでは本日は以上で終了です。
この記事に関する質問は以下からご気軽にどうぞ。
分からない事、不安な事、疑問に思った事、感想でも何でもOKです。
悩んだら聞く。迷ったら聞く。つまづいたら聞く。これが短期間で成功する為の近道です。
私も記事を最後まで読んでくれるあなたには、これからどんどん成功していって欲しいと思っていますので、気軽に何でも聞いていただければ嬉しいです。
それでは、今日も記事を御覧いただきありがとうございました。
また明日も是非いらしてくださいね。
ありがとうございました。
J(ジェイ)