この記事のもくじ
95%の人が勘違いしている「ニッチ」の本当の意味とは?
なぜ、ニッチマーケティングを実践すれば軍資金をほとんど使わずに毎月100万円、200万円といった純利益を獲得していく事ができるのか?
この記事ではニッチについてのそもそもの考え方からあなたに莫大な利益をもたらすグッドニッチを見つけ出す具体的なステップまで解説していきます。
情報ビジネスを行うアフィリエイターや起業家にとって、物凄く参考になるかと思います。
ニッチを狙った戦略は私自身、そして私の個別コンサルティングを受講する生徒さん達も実践しています。
ニッチ市場とは一体何なのか?
- 「ニッチとは何ですか?」
といった質問の答えに、よくスキマという答えがあります。
実際に多くのアフィリエイターや情報起業家は、ニッチの事を「スキマを突いたビジネス」と言ったり、「ライバルの皆無なブルーオーシャンな市場」と言っています。
これは間違いではありません。
ですが、これまで様々なニッチブログを作ってきた私はニッチはスキマやブルーオーシャンでは無いと思っています。
ネットビジネス、情報ビジネス、アフィリエイトにおける“ニッチ”とはスキマでも何でもありません。
■多くの人が勘違いするニッチの本当の意味
ニッチとは、
- まだ満たされていないユーザーの欲望
- まだ解決されていないユーザーの問題点
です。
いくらスキマやブルーオーシャンを狙ったとしても、そこにいるユーザーの欲望が満たされていたり、問題が解決されているのなら…
いくらその市場で努力をしたとしてもお金は1円も稼げません。
それでは“ニッチ”とは呼べません。
■むやみやたらにスキマやブルーオーシャンを狙っても時間の無駄
私達はお金を稼ぐためにニッチを探し出してビジネスをしていくのであって、別にスキマやブルーオーシャンを見つけて無駄な努力をする為にビジネスをしていく訳ではありませんよね。
それに「スキマやブルーオーシャンを狙ったビジネス!」と聞くと「どんなブログを作ったら良いのか?どんなニッチを探したら良いのか?」というのがイメージできません。
しかし、「まだ満たされていないユーザーの欲望。まだ解決されていないユーザーの問題点を探し出して、それを満たしたり解決してあげるビジネスを行っていく」と聞くと、何となくイメージが湧いてくるはずです。
そういった意味からも私はニッチの事を「スキマ、ブルーオーシャン」と勘違いして欲しくないと思っています。
スキマやブルーオーシャンな市場でお金が動くのではなく、
- まだ満たされていないユーザーの欲望
- まだ解決されていないユーザーの問題点
この2点がある“ニッチ市場”では、お金が動くのです。
「まだ満たされていないユーザーの欲望」を満たしてあげるサービスや商品を販売していったら?ユーザーは喜んで商品やサービスを購入するでしょう。
そして、同様に「まだ解決されていないユーザーの問題点」を解決してあげるサービスや商品を販売していく事でもまたユーザーは喜んでそれを購入します。
ニッチは小さい?
また、ニッチは小さいというイメージがあります。
大手企業が入り込めない小さな小さなスキマだと思っている人がほとんどだと思います。
しかし、実はニッチというのは小さくありません。
■入り込むと奥が深いニッチ
見た目は凄く小さいのですが、入り込むと奥が深い構造になっています。

真っ暗闇の洞窟を進んでいき、小さな光が差し込む部分を見つけ、それを掘り進めていくと、その先にはユートピアが広がっていた、というイメージをしてもらえると分かりやすいと思います。
■多くの人が気付かないニッチ
ニッチというのは隠れていて、多くの人が気付かないポイントなのです。
しかし、その先には凄く大きなチャンスがあるという事です。
つまり、ニッチとは隠れた市場であるという事です。
そして、そこには沢山の困った人達がいて、まだ満たされていない沢山の需要があるという事です。そ
して、そんな市場にあなたが1人で入っていけばお金をガッポリと儲ける事ができるのです。
ニッチはあなたが選ぶものではない
しかし、多くの人は「ニッチを選んだのに稼げません」「ニッチはダメだ!」という事をよく言っています。
多くの人がニッチを探して、ビジネスを始めたものの中々稼ぐ事ができない理由は簡単です。
■ニッチはターゲットベースで考える必要がある
それは「自分でニッチを選ぼうとしているから」です。
- 「こんなアイデアを思い付いた!売れるのではないか?」
- 「こんな経験があるから、これを売っていけば良いのでは?」
…ニッチというのは“自ら思い付くアイデア”では無いのです。
ニッチとはお客さんが選ぶものです。
例えば、“ゴツゴツした地面でも熟睡する事ができる経験”があったとします。
そこで、「自分の経験を売ろう!」と考えて、ゴツゴツした地面で熟睡する方法というアイデアを売っていったとしましょう。
結果は、ほとんど売れないと思います。
売れたとしても月に100万円、200万円を稼いでいくのは相当なスキルや努力が必要でしょう。
99.9%の人は恐らく売れないと思います。
■ニッチを見つける時の注意点
ニッチを見つける時には絶対に自分自身の目線で選んではいけません。
そこで誰かが困っていたり、満たされていない欲望があるからこそ、そこにビジネスチャンスが生まれるのです。
繰り返しになりますが、ニッチというのは“自ら思い付くアイデア”ではなく、お客さんが選ぶものです。
多くの人はゴツゴツした地面で熟睡する方法ではなくて、ベッドの上で熟睡する方法が知りたいのです。
しかし、「ベッドの上で熟睡する方法」は、既に大企業などの資金力のある企業が参入しているので“ニッチ”とは言いがたいです。
もちろん、そこへ参入するのを止めはしません。
ですが、自身の商品やサービス、集客に莫大な資金をかけている企業に個人で勝負を挑んで勝利を掴み取っていくのは非常に難しいです。
ボクシングで例えば、マイク・タイソン(世界的なプロボクサー)に私達のような素人が挑戦を挑むようなものです。それはあまりにも無謀なのです。
では、どうしたら私達のような個人でも参入する事ができるニッチを見つけて稼いでいく事ができるのか?というと、そこで行っていくのが、ドリルダウン(掘り下げ作業)です。
ニッチ市場選びに必要な“ドリルダウン”(掘り下げ作業)とは?

ドリルダウンとは、いわゆる掘り下げ作業です。
ドリルで地盤をガリガリと掘り進めていくように、隠れたニッチ市場を見つけ出すのです。
■自分でも稼げる土俵を掘り当てていく
この掘り下げをすればするほど、ライバルの強さや数も減り、簡単に収益を上げていく事ができます。
そして、ドリルダウンをすればするほど、一部のユーザーは強く引きつけられる事になります。
例えば、ダイエット市場内のニッチのドリルダウンを行うと、「妊娠女性のためのダイエット方法」だったり「心臓疾患を持つ人々のためのダイエット方法」「糖尿病患者のためのダイエット方法」などがあります。
単なるダイエットする方法だと、既に大企業が参入していて、私達個人では勝ち目がありません。
そこでダイエット市場内のニッチをドリルダウンして見つけていくのです。
そして、さらにもっとドリルダウンをしていき、より具体的にあなたが成功する可能性が高い収益性の高いニッチに焦点を当てていきます。
(この部分はまた次回以降に詳細に解説するつもりです。)
■ターゲット設定が曖昧だとビジネスは失敗する
逆に、すべての性別、すべての年齢、すべての健康状態、全ての…という感じで大勢の人に誰でも構わず販売しようとすると、上手くいきません。
なぜなら、人それぞれ“悩み”や欲望が違っているわけですから、個人の持つ悩みや欲望を叶えていく事はできないからです。
心臓疾患のある人は激しい運動ができないかも知れないし、糖尿病の人は特定の食事を摂取できないかも知れません。
そういった人達は「自分にあったダイエット方法が無い」と問題を抱えているかも知れません。
なので、そこでその問題に特化したニッチなダイエット方法を出していくと売れるという事です。
- まだ満たされていないユーザーの欲望
- まだ解決されていないユーザーの問題点
この2つに焦点を当てたときに、あなたはより効果的に商品やサービスを販売していく事ができる、アフィリエイトをしてガッツリと稼いでいく事ができるという事です。
よりニッチな市場を発見するために今あるニッチのドリルダウンをする方法
ここでドリルダウンの実例を上げていきます。
例えば、先ほどと同じ「ダイエット」を更にドリルダウンしてみます。
- ダイエット
>>男性のためのダイエット方法
>>50歳以上の男性のためのダイエット方法
>>心臓疾患を持つ50歳以上の男性のためのダイエット方法
次は「旅行」をドリルダウンしてみます。
- 旅行
>>30代のバックパッカー専門の旅行プラン
>>アジアに住む30代のバックパッカー専門の旅行プラン
>>タイに住む30代のバックパッカー専門
タイの有名な観光地を巡り、旅の記録を残したい人の為の旅行プラン
次は「ペット」をドリルダウンしてみます。
- ペット
>>犬
>>犬の訓練
>>ピットブル(犬の品種)のトレーニング
>>あなたのピットブルを家の番犬にする為のトレーニング
‥ザックリとですが、このようなイメージでドリルダウンを行っていきます。
通常、ダイエット市場、旅行市場、ペット市場に参入をしようと思うと、資金力のある大企業がゴロゴロ揃っていて、太刀打ちをする事が難しいです。
しかし、このようにドリルダウンを行い隠されたニッチを見つると、私達のような個人でも簡単にお金をガッポリと稼いでいく事ができるのです。
■「全ての人がターゲット」のビジネスはすべからく失敗する
ネットビジネスを始めても多くの人が上手くいかないのは全ての人に対してアピールをしようとするからです。
それではユーザーは強く興味を引かれず、いくら価値を提供していてもユーザーからは「普通のウェブサイト」と認定され、いつまでたっても稼げないままなのです。
ニッチをドリルダウンすればするほど、あなたの発信する情報を見るユーザーは減りますが、ピンポイントな情報を発信していく事ができるので、特定のユーザーの注目を集めるのは凄く簡単になるのです。
そして、一度作ったニッチブログ(サイト)は長期間に渡って、あなたに自動的な収益をもたらし続けるのです。
例えば、あなたが1ヶ月あたりで100人のお客さんを集めて、その人々に毎月1000円を使ってもらう事を必要とするだけで、あなたの収入は現在より、毎月10万円プラスされる事になります。

もちろん、あなたの元に来た人が全員お金を払ってくれるわけではありません。
ですが、1人1人に払ってもらう「金額」を変えていったり、「お客さんの数」を増やし続けていく事は可能です。
その結果、たった1つのニッチブログでも短期間で月に100万円、200万円といった金額を稼いでいく事ができるのです。
■間違ったニッチのドリルダウンは自分の首を絞める
ただ、ドリルダウンの方法を間違えて、間違った方向へドリルダウンしてしまう人がいます。
その結果、稼げないという人が非常に多いです。
それは何故か?と言うと、以下の2つを忘れているからです。
- まだ満たされていないユーザーの欲望
- まだ解決されていないユーザーの問題点
これが基本です。
忘れてはいけません。
ドリルダウンを行う時には、常にこの2つのどちらかがある進行方向に進んで掘り進めていかなければいけません。
進行方向はあなたが自分で決めるのではなく、お客さん目線で決めていく必要があるのです。
ドリルダウンした先にお客さんがいなければビジネスは成り立ちません。
温泉の出ないところで、必死に温泉を掘り当てようと思っても無理があるのです。
私達がビジネスを行う時は夢ではなく、現実を見ていく必要があるという事です。
グッドニッチなアイデアを見つけたらそれをテーマにする
ニッチマーケティングを成功させるには以下の2つを見つけていく必要があります。
- まだ満たされていないユーザーの欲望
- まだ解決されていないユーザーの問題点
この2つをもう少し掘り下げて言うと、以下になります。
- 深刻な問題や悩み。緊急性が高い事。早急に解決したいと思う事。(健康問題や彼らが不幸になる何か。お金の問題など。)
- 人々が情熱的で、それをやることで大きな喜びを得る。(スポーツ、ペット、趣味、旅行。)
■深刻な問題や深い悩みや欲求ほど必死に解決しようとする
多くの人が深刻な問題や悩みを抱えている場合、彼らはそれを必死になって解決しようとします。
- 「奥歯が痛くてどうしようも無い。歯医者に行きたいけど夜はやっていない‥」
- 「来月には貯金が尽きてしまいそうだ。何とかしてお金を稼がなければ‥」
彼らの抱えている深刻な問題や悩みの解決策を提供する事ができる場合、彼らはあなたの商品やサービスに飛び付いて欲しがるようになるでしょう。
特にインターネットの場合には、以下の3つの市場がかなり収益性が高いです。
- ダイエットや健康に関する問題
- 出会い系や恋愛関係の問題
- お金を儲けたい、稼ぎたいという問題
“なかなか人には相談できない深刻な問題や悩み”が集まりやすいので、それらの解決策を提供する事で大きなお金を稼いでいく事ができるのです。
■物凄い熱量のパッションを持つ人が多くいる市場も狙い目
また、人々が情熱的で物凄いパッションを持っている場合には、そこでもお金が動く可能性が非常に大きいです。
例えば、現在の「アイドル市場」や「アニメ市場」は、“オタク”と呼ばれる、その分野の物凄いマニア達が大勢います。その市場規模はかなり大きく、インターネット上での市場規模も飛び抜けて大きいです。
なので、そういったところでマーケティングを仕掛けていく事でも、大きな収益を上げていく事が可能です。
- オタク市場
- ペット市場
- 旅行市場
- スポーツ市場
などなど‥人々が熱いパッションを持ちあわせていて、尚且つインターネットで「お金が動く」市場を見つけていく事が最も短期間で収益を得ていくポイントです。
ニッチの本当の意味とグッドニッチの見つけ方まとめ
今回の記事では、ニッチの本当の意味とグッドニッチの見つけ方について解説してきました。
また、次回以降に更に詳しいニッチの見つけ方や選定方法について解説していきます。
今回説明した事を簡単にまとめていくと以下になります。
まず、そもそもニッチとは「ブルーオーシャン」や「スキマ」ではなく、以下の2つだという事を解説しました。
- まだ満たされていないユーザーの欲望
- まだ解決されていないユーザーの問題点
また、多くの人がニッチを見つけても稼ぐ事ができないのは、「自分でニッチを選ぼうとしているから」という事も解説しました。
- ニッチというのは“自ら思い付くアイデア”では無く、“お客さんが選ぶもの”である
また、ニッチの“ドリルダウン”(掘り下げ作業)についても解説していきました。
- ニッチの“ドリルダウン”(掘り下げ作業)を行う事で、特定のユーザーを強く引きつけられるので、私達のような個人でもお金をガッポリと儲ける事ができる
そして最後に、ニッチマーケティングを成功させていく為の2つの要素をピックアップして解説しました。
- 深刻な問題や悩み。緊急性が高い事。早急に解決したいと思う事。(健康問題や彼らが不幸になる何か。お金の問題など。)
- 人々が情熱的で、それをやることで大きな喜びを得る。(スポーツ、ペット、趣味、旅行。)
ニッチは私達のような個人起業家がガッポリと稼いでいく事ができる市場です。
とはいえ、まだまだ気になるポイントが山積みだと思うので、また順番に解説していきますね。
追記※ニッチに関する新しい記事を作成しました。
もし、今日の記事への質問や更に知りたい事がある場合は以下から私に気軽にメッセージを送って下さい。
それでは、今日も記事を御覧いただきありがとうございました。また是非いらしてくださいね。ありがとうございました。
J(ジェイ)